ビジネスサイドとのコラボレーションを重要視する理由
- 過去に、バグが起こりやすかったり、追加機能開発が難しいプロダクトの開発をしていたことがあった
- 当時は自分もジュニアで、やりづらさを感じながらも解決できないままずるずると開発していた
- その後新しいCTOがビジネスサイドを巻き込んでシステム改修したことにより、事態が好転した
- 具体的な内容
- 使われていない、あるいは重要度の低い機能を消す
- 新機能開発については、本当に使われる機能だけを作る
- 営業やCSに、運用で回避できないかを問うことも含む
- 改修している中で、そもそも負債が積み重なっていたのは、ビジネスサイドと適切な連携を取りながら開発をしていなかったからだと気づいた
- こういう経験を経て、プロダクトのメンテナンス性や開発速度を高めるためには、ビジネスサイドとのコラボレーションが必須だと考えるようになった
- また、「ビジネスサイドとの上手いコラボレーション」がどういうものなのかも常に意識するようになった
気をつけていること
ニーズを明確にする
- 顧客から「こういう機能が欲しい」という要望をもらったときに、それをそのまま実現しようとしない
- ビジネスサイドには「なぜその機能が必要なのか」というニーズを明確にしてもらう
- ビジネスサイドに頼りきるのではなく、自分からも「そう言っているのは、そもそもこういう課題があるのではないか」と仮説を出す
- 明確になったニーズに対して、どのような手段をとるべきかを一緒に考える
協力姿勢を示す
- 「ビジネスサイドが要望を出しても、開発サイドが受け入れてくれない」となりがちなので、顧客のことを考えているからこそ開発に慎重になっていることを伝える
- ビジネスサイドが顧客一人一人に向き合ってくれていることを理解しつつも、全要望に応えているとシステムが破綻し、結果的に全顧客に迷惑がかかることを伝える
2024-10-21